北東北包括福祉システム『翌檜』の構想をういと考えるとき、いつも中心にあるのは、関わりあう人たちをどうつなぐか、ということだ。
人と人。
福祉と暮らし。
地域と仕事。
今いる誰かと、まだ見ぬ誰か。
考えてみれば、それは『翌檜』だけの話ではない。
自分のこれからの人生も、いま作っている絵本も、きっと同じなのだと思う。
絵本を作って、誰かに読んでもらう。
そこからまた別の誰かにつながるかもしれない。
今いる場所で積み上げているものが、いつか別の土地や、新しい仕事につながることもあるかもしれない。
そんなことを考えていたら、思いがけず身近なところでも「つながる」という出来事が起きた。
明日から、しばらく縁が切れてしまうのではないかと思っていた人たちのところへ、また仕事で行くことになった。
私とは面識もない社会福祉士が間に入り、その縁をもう一度つないでくれたらしい。
その結果、私の三連休はなくなってしまった。
……いや、悪いことではない。
ずっと気になっていた人たちだったから、また会えることは嬉しい。
ただ、明日は急な仕事になってしまった。
だから残された時間くらいは、ういとパンでも作って楽しく過ごしたい。
人をつなぐこと。
場所をつなぐこと。
過去とこれからをつなぐこと。
『翌檜』も、絵本も、この先考えていることも、たぶん全部その延長線上にある。
まだ全部を一度に言葉にするには早い。
でも今は、その線を一本ずつ、ういとつないでいる途中なのだと思う。



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